教習指導員ならではのやりがいについて、元指導員で現トラックドライバーの私が語ります

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私は元々教習所の指導員をしていて、今はトラックドライバーをしています。

それぞれの仕事にやりがいはありますが、今回は教習指導員のやりがいについてお話ししていきたいと思います。

教習指導員のやりがい

教習指導員のやりがいはたくさんありますが、ここでは6つのやりがいをお話ししていきます。

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<1>教習生の成長をそばで感じることができる

教習指導員は、自動車免許取得という、教習生の人生の大事な時期に関わり、彼らが成長する瞬間をそばで感じることができます。

例えば、S字で1時間目にうまくいかなかった教習生に、目線に関するアドバイスをしたら、2時間目にはそのアドバイスをしっかり自分のものにして、脱輪せずに通れるようになった、など、こちらのアドバイスを取り入れて上達したところを見るのは嬉しいものです。

できなかったことができるようになり、運転がどんどん上手くなっていく様子をそばで見られると、一生懸命教えていて良かったと思いますし、教習生の成長をそばで感じられることが、一番のやりがいだと思います。

<2>卒業後も関わってくれる教習生がいる

教習生が、教習所を卒業した後に、免許を取得したことを報告に来てくれるのが、とても嬉しいです。

卒業後も教習所のことを思い出してくれて、「ありがとうございました!」と感謝してもらえると、非常にやりがいを感じます。

また、中には年賀状をくれたり、結婚の報告をしてくれたり、手書きのポストカードをくれたりする教習生もいて、長い付き合いになることもあります。

卒業後もその人の人生に関われることも、喜びの一つです。

<3>多様な教習生と話すことで勉強になる

教習生は、若い学生の方から年配の方まで様々です。

人それぞれ違った生き方や考え方を持っていて、話していてとても勉強になるし、自分の興味の幅が広がったり、見識が広がったりするのが嬉しいです。

<4>運転できる車種がどんどん増える

教習指導員をしていると、普通車だけではなく、中型や大型など様々な免許を取得する必要があるため、必然的に自分で運転できる車種がどんどん増えていきます。

車好きの人にとっては、車が何でも運転できる、どんな車にも乗れるということは、この上なく楽しいことです。

運転免許が増えた時の達成感や満足感は、他にはないやりがいです。

<5>人に教えるのが上手になる

ひとえに「教える」と言っても、教え方によって相手の理解度や満足度は全く変わってきます。

その人の性格やスキルをよく観察して、「どうやったら伝わるか」をしっかり考えることが大切です。

それぞれの生徒に合った指導を考えることで、教え方が上手になり、子育てなど人生の様々なシーンに活きてきます。

<6>気遣いができるようになる

教習指導員は、話して伝えることが多いため、仕事以外の場面でも、相手の気持ちを汲み取った言葉の選び方ができるようになりました。

また、観察力も養われるので、友人が体調悪そうな時、何か聞いてほしいことがある時などに気づけるようになります。

そんな時に一言声をかけることで、喜んでもらえたり、感謝してもらえたりするのもやりがいの1つです。

教習生一人一人と向き合うことで自分も成長できる!

以上、教習指導員のやりがいについてお話ししてきました。

教習指導員は、キツい仕事とも言われており、確かに繫忙期などは大変ですが、やりがいは非常に大きい仕事です。

様々な教習生一人一人と向き合うことで、自分も成長できる素晴らしい仕事だとも思います。

教習指導員になることを考えている方は、ぜひ応募してみましょう。